・敏感肌でクレンジングの刺激が気になる！石鹸洗顔にしたら肌に優しいの？
・クレンジングを使わず石鹸のみで、本当にメイクは落ちるの？肌に残らないかな？
結論、クレンジングをやめて石鹸オフにしたら、小鼻の角栓と毛穴の開き、頬の赤みが落ち着きました。
- クレンジングやめて肌はどうなったのか
- クレンジングをしないメリット・デメリット
クレンジングをやめると肌はどうなるのか。石鹸オフ歴8年の経験をもとに解説します。
ここで紹介する石鹸は、化粧石鹸ではなく「純石鹸」です。
石鹸に違いがあるの？という方は、純石鹸とは？原料の油脂と製法の違いを解説！おすすめ純石鹸も紹介も合わせて参考にしてくださいね。
クレンジングをやめて1か月、肌はどうなる？
本当にクレンジングなしで大丈夫？石鹸だけでメイクが落ちるの？
そんな不安な声が聞こえてきそうですが、まったく問題ありません。
石鹸だけでメイクは落ちます。（アイメイクなどは落ちにくい場合あり）
しかもクレンジングをやめた結果、汚肌から卒業できました。
自分に合うクレンジングを見つけられず悩んでいるのであれば、一度純石鹸を試してみる価値はありますよ。
クレンジングのみで、洗顔しないのはあり？
ダブル洗顔を推奨していないクレンジングであれば、洗顔ははぶいてOK。
むしろ、ダブル洗顔による肌負担の方が問題です。
厚生労働省の産業医学総合研究所のまとめによると､日本人は白人や黒人に比べて、肌表面の角質層が3分の2ほどの厚さしかないそうです。
角質層が薄いぶん、洗顔の摩擦にも弱いので、ダブル洗顔は肌にとって大きな負担といえるでしょう。
クレンジングをしないメリット
クレンジングをやめて良かったことは次の2つ。
- 頬の赤みと毛穴が改善した
- クレンジング代が2,000円→300円に節約成功
クレンジングをしなくなったおかげで、お肌だけでなくお財布にも優しくなりました。
頬の赤みと毛穴が改善
純石鹸でメイクを落とすようになってから一番の変化は、頬の赤みと毛穴が改善したこと。
ほかにも、次のような嬉しい変化が。
- つい触りたくなるくらい、つるっとスベスベ肌になった
- 角栓ができにくくなり、化粧のりアップ
石鹸洗顔を始める前は、ファンケルのマイクレやカバーマークなど、いろいろなクレンジングを試していました。
しかし、まったく効果なし。場合によっては悪化することも…。
それが純石鹸でメイクを落とし始めたとたん、今までの肌荒れはなんだったのかというくらいスベスベ肌になりました。
アイテムを変えるだけで、ここまで肌が良くなるのかと驚きました。
毎朝、鏡を見るのが楽しみに
肌が改善したことで、鏡で自分の肌を見るのが楽しみに。
以前は、なにをしても改善しないボコボコ毛穴と、頬の赤みを見てゲンナリする日々を過ごしていました。
素肌がきれいというだけで、気持ちも前向きになれました。
カバー力低めのファンデーションでも満足
素肌がきれになったおかげで、カバー力が低めのファンデーションで満足できるようになりました。
肌荒れに悩んでいたころは、以下のようなファンデーションを求めており、買っては「なんか違う」を繰り返していました。
- カバー力高め
- 崩れにくい
- 敏感肌なので肌が荒れないもの（重要）
まいめちゃくちゃ調べて数千円のファンデーションを買ったのに、肌に合わなかった日は泣きたくなります…
今はカバー力よりも敏感肌用優先で選べるようになったので、いい意味で選択肢が絞れるようになりました。
ちなみに、わたしが現在使っているファンデーションは「ヴァントルテ」です。
ほどよいカバー力で崩れにくく、肌も荒れないのでリピ買いしています。
クレンジング代が2,000円→300円に節約
クレンジングをしなくなったことで、クレンジング代の大幅な節約に成功しました。
以前は、クレンジングに2ヶ月で2,000円ほどかかっていました。
まいしかも、できるだけ使い切る期間を伸ばすため、けちりながら使う
しかし、純石鹸洗顔に変えてから、2カ月で300円しかかからなくなったのです。
クレンジングを使い切るたびに「数千円かかるけど、買わないと困るしな…」というストレスから解放されました。
ボディソープ代も節約に成功
じつは、メイク落としに使っている石鹸は、身体にも使用しています。
つまり、顔と身体両方に使って1カ月150円しかかかっていません。（しかも、家族3人でひとつの石鹸を使っている）
まい自分しか使わないのであれば、2カ月ほどもつと思います
浮いたお金は別のコスメを買うなど、他の欲しいものに有意義に使えますよ。
クレンジングをしないデメリット
肌にもお財布にも優しい石鹸ですが、デメリットはあります。
それは、以下のような手間がかかること。
- メイク落としに少し手間がかかる
- 石鹸の泡立てが面倒
メイク落としに少し手間がかかる
石鹸洗顔にすると、メイク落としに少し時間がかかることも。
クレンジングを使っていたころは、お風呂でオイルクレンジング1本して終わりでした。
しかし、純石鹸でメイクを落とす場合、以下の2ステップが必要に。
- ポイントメイク（アイメイク、リップ）をポイントリムーバーで落とす
- ベースメイクを純石鹸で落とす
ポイントリムーバーを使う理由は、純石鹸ではポイントメイクを落とす洗浄力が足りないからです。（石鹸オフコスメであれば、この工程は必要ないかもしれません）
ちなみにポイントリムーバーはビオデルマを使っています。
ポチップ
シャバシャバした液体で、拭き取った後もオイルのようにヌルヌルしないのでストレスゼロです。
メイク落とし用のコットンは無印良品がおすすめ。
クチコミが良いものも使ってみましたが、無印良品の方がフカフカで毛羽立ちにくく、優しくメイクオフできました。
ポチップ
石鹸の泡立てが面倒
クレンジングは手にとった後、すぐに顔にのせられるのに対し、石鹸は泡立てが必要。
まいすぐヘタる泡ではなく、モコモコ泡がベストです
泡立てが面倒で、石鹸洗顔を挫折してしまう人もいるでしょう。
解決方法として、100均などに売っている「泡だてネット」を使うのがオススメ。泡だてネットを使えば、5秒で簡単にモコモコ泡が完成しますよ。
なぜ石鹸オフメイクが落ちない？洗顔のコツとメイクが落ちないときの対処法で、きれいにメイクを落とすコツを紹介してしているので、合わせてどうぞ。
泡で出てくるタイプなら楽
・泡だてネットを使うのすら面倒
・時間を節約したい
こういう人には、以下のような泡で出てくるタイプがオススメ。
固形石鹸より値段は上がりますが、泡立て時間はゼロです。
固形石鹸同様、ドラッグストアに置いてあるのでチェックしてみてくださいね。
石鹸のみ洗顔のよくある疑問
クレンジングをせず、石鹸のみのメイク落としにするときのよくある疑問をまとめました。
- 石鹸オフメイクにおすすめの石鹸は？
- 石鹸で落ちるコスメが知りたい
- 純石鹸でメイクが落ちない
気になる項目をチェックしてみてください。
石鹸オフメイクにおすすめの石鹸は？
ぶっちゃけ、純石鹸であればなんでもOK。
というのも、純石鹸はかなーりシンプルな成分なので、化粧品のように使用感に大きな差はないからです。
ちなみに、わたしが愛用しているのはミヨシの白いせっけんです。
泡立ちも良く、ほどよい保湿感を残してくれます。
ただ、ミヨシの石鹸を取り扱っているお店が少ないように感じるので、まずは取扱店が多いシャボン玉石鹸から試してみるのがオススメです。
牛乳石鹸は純石鹸ではない
間違えやすいのですが、ドラッグストアでよく見る牛乳石鹸は純石鹸ではなく「化粧石鹸」です。
純石鹸とは、パッケージの成分表に「石けん素地100％」もしくは「カリ石けん素地」しか書かれていないものを指します。
ちなみに、牛乳石鹸は以下のような成分です。
「石ケン素地」以外の成分が入っているので、残念ながら純石鹸ではありません…。
ただ、牛乳石鹸を販売しているカウブランドからは「無添加 せっけん」という純石鹸が販売されています。
カウブランドの純石鹸が使いたい時は、こちらを使用しましょう！
まずは1個からお試し
純石鹸はひとつ150円ほどで手に入るので、まとめ買いする人もいますが、まずは1個から試してみるのがオススメです。
というのも、成分がシンプルとはいえ、使っている油脂や製法によって肌に合わないことがあるからです。
まい実際、わたしはシャボン玉石鹸が肌に合いませんでした
まとめ買いして肌に合わない場合、残った石鹸の使い道に困るので、まずは1個からトライしてみてくださいね。
純石鹸については、純石鹸とは？原料の油脂と製法の違いを解説！おすすめ純石鹸も紹介で解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
石鹸で落ちるコスメが知りたい
石鹸オフコスメで有名なブランドは以下の3つ。
石鹸で洗顔するのであれば、石鹸オフコスメに変えなければと思うかもしれませんが、ベースメイクは石鹸オフコスメでなくても落ちるので、どのブランドを使ってもOK。
ただ、アイメイクなどのポイントメイクは純石鹸では落ちづらいので、石鹸オフコスメの使用がオススメです。
純石鹸でメイクが落ちない
リキッドやクリームなど、厚めのファンデーションを使用している場合、小鼻など落ちにくいことがあります。
そういったときは、オイルで馴染ませてから純石鹸で洗顔するのがオススメ。
オススメのオイルは「大島椿のオイル」です。
ポチップ
ドラッグストアで手に入りやすく、ヘアケアとしても活用できます。
- オイルを顔に乗せて、ファンデーションと優しくクルクル馴染ませる
- たっぷり泡だてた純石鹸を顔に乗せ、優しくオイルを洗い流す
もし顔にオイルが残っていても、皮脂とほぼ同じなので2度洗いしなくてOK。
残ったオイルが保湿の役割もしてくれるので「純石鹸で洗うと肌の乾燥がつっぱる」という人にもオススメの方法です。
＞＞なぜ石鹸オフメイクが落ちない？洗顔のコツとメイクが落ちないときの対処法
残ったファンデは放っておいてもいい
じつは洗顔したあと、小鼻などに多少メイクが残っていても、そのまま放置して大丈夫です。
「しっかり洗い流さないと肌に悪いのでは？」と思うかもしれませんが問題ありません。
皮膚科の先生のブログによると、次の日の朝の洗顔で、古くなった皮脂と一緒に落ちるそうです。
まいわたしもはじめは、本当に残ったままでいいのか心配でしたが、朝洗顔すると残ったファンデはきれいに落ちていました
逆に、落ちないからと何度も洗う方が刺激になり、肌荒れの原因になってしまいます。
ただ、あきらかにファンデが残っている場合、洗い方に問題がないか確認してみてください。
まとめ：まずは休日の前日から始めてみよう
約8年間クレンジングせず、石鹸のみでメイクを落とした経験からいえることは以下の5つ。
- クレンジングをやめて石鹸オフにしたら、小鼻の毛穴と頬の赤みが落ち着いた
- クレンジング代を2カ月2,000円→300円に節約成功
- ただし、ポイントメイクは純石鹸では落ちない
- ポイントメイクも純石鹸のみで落としたいなら石鹸オフコスメを使うべし
- 洗顔しても肌にメイクが残るのであれば、オイルと純石鹸の併用がオススメ
とはいえ、いきなりクレンジング方法を大きく変えるのは勇気がいると思うので、まずは休日の前の日などから始めてみましょう。
大切な用事がない日の前日であれば、もし肌に違和感があってもストレスなく過ごせます。
最後にゆる美容ミニマリストに役立つ本をまとめておきます。必要ないケアをやめるだけで、ナチュラルなベースメイクがやりやすい肌を手に入れられますよ。
「え！？それって意味なかったの！？」といったスキンケアを、再生医療のプロフェッショナルが解説しています。いままでの美容常識がくつがえされます。
化粧品の成分表を見ても、なにが良いかわからない方におすすめ。成分から見た化粧品の選び方がまとめられています。
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